転んで皮膚を擦りむいた時、消毒薬をぬり、ガーゼを当てて治療したものですが、傷の手当ての際にガーゼをはがすとき、消毒薬を塗るとき激しい痛みを伴ったものです。しかし潤い療法により傷の手当ての痛みが大幅に改善され、治りも早くなると言う事が知られてきました。当院では適応のある方にこの療法を実施して参ります。

リウマチは、血液・尿などを定期的にチェックして関節炎の活動性と薬の効果、副作用などを知ることが大切です。
もし手術が必要と判断した時は、患者さんのご希望を伺い手術のできる病院へ検査データなどを添えて紹介します。

体のあちこちが痛む、といった自覚症状がある場合、リウマチ性疾患である可能性があります。
老化に伴い関節が変形してくる変形性関節症や、手足の腫れ、こわばりなどから発症し、
関節の破壊が生じる関節リウマチなどがよく知られている病気です。
この他にも首，体幹，肩，そして腰部の激しい痛みとこわばりを生じてくるリウマチ性多発筋痛症、体中の何ともいえない痛みを訴える繊維筋痛症といった疾患も最近注目されている病気です。これらの疾患は病気の初期に的確に診断し早く適切な治療を行う事が病気の経過を良くする為に必要となります。
ことに関節リウマチについてはリウマトレックスなどの病態調節薬やレミケード･エンブレル等の生物学的製剤といった薬剤の進歩により病気の治療成績が向上しています。
手術による関節の障害の治療も大事な事ではありますが、そうならないように、病気の勢いをコントロールする薬物療法や関節の障害を予防し補う装具療法を十分行っていく事を当院では大切にしたいと思います。

当院では、リハビリテーション施設を備え、様々な機材を揃えています。
詳しくは、施設案内をご覧ください。詳しい機材の説明などご覧いただけます。